仏壇の引越しは何から 実家から自宅へ運ぶ順番と費用と重さの目安
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親の仏壇を自分の家へ移すと決めたとき、先にお寺へ言うべきか、自分の車で運んでいいのか、どちらから手をつけるか迷いますよね。仏壇店や引越しの案内を読むと、仏壇の移動はお寺への連絡と日取りから始まり、仏具を外して包む準備と運び出しを経て、新しい家での飾り直しまでの順番で進めると書かれています。
私なら運ぶ方法を探す前に、法要を頼んでいるお寺(菩提寺)に一言入れて日取りを決め、新しい家の置き場の寸法を測るところから始めます。運ぶ方法ごとの費用の目安は、自分で運ぶ場合と引越しの会社や仏壇店に頼む場合に分けて、表にまとめました。
仏壇店2店の商品の表示から大きさと重さを11通り並べてみると、床置きのものは上置きの3倍以上の重さでした。ご実家の仏壇を二人で運べそうか人に頼むほうがよいかを、その表で寸法から確かめられるようにしています。
この記事で分かること
- お寺への連絡と準備を始める時期
- 大きさ11通りの仏壇の重さ
- 自分の車か頼むかと費用の幅
- 仏具の包み方と当日の運ぶ順番
仏壇の引越しは何から始めるか
菩提寺へは1か月前を目安に
仏壇を動かすと決めても、お寺に何をいつ伝えればよいのかは、初めてだと見当がつきにくいと思います。ある仏壇店の案内では、準備はできれば引越しの1か月前くらいから始め、魂抜き(閉眼供養)はできれば1週間前くらいまでに済ませておくとされているんです。
霊園の会社の解説にも、運びたい日の1か月前を目安に菩提寺へ魂抜きを頼むとありました。遠くへ移る場合は引越し先のお寺を紹介してもらう形で対応してもらえることもある、とさきほどの仏壇店は案内しています。
菩提寺が無いときは近くの同じ宗派のお寺に相談する形を、同じ仏壇店の案内は挙げていました。最初にすることとして親族への相談と菩提寺への連絡と宗派の確認の3つを並べているのは、引越しの見積もりの解説です。
仏壇の寸法と置き場を測る
仏壇の縦と横と奥行を測って控え、運び出す通り道や新しい家の置き場も先に見ておくよう、さきほどの仏壇店は勧めています。

私なら引越しの日が見えた時点で菩提寺に電話を1本入れ、日取りを決めるのと同じ日に置き場と仏壇の寸法も測っておきます。
運ぶより手放すほうが合うのではと思い始めたら、「仏壇の処分の方法と費用 お寺と仏壇店と市区町村と業者を比べました」を先に読んでみてください。
宗派で呼び方と考え方はどう違うか
魂抜きという言葉ひとつでも、宗派によって呼び方と考え方が違うので、お寺に電話する前に戸惑う人もいるかもしれません。ある仏壇店の案内では、魂抜きは僧侶の読経で魂を抜く儀式で閉眼供養やお性根抜きとも呼ばれる、と書かれています。
ただ同じ仏壇店は、魂が宿るとされるのはご本尊と位牌の2つで仏壇そのものへの魂抜きは要らないとする傾向がある、とも案内していました。
浄土真宗は入仏法要や御移徙
浄土真宗でも儀式が必要なケースがあり、その際は遷座法要や遷仏法要と呼ぶ儀式を行う、とその仏壇店は書いています。
浄土真宗の本山(本願寺派)の案内では、新しい仏壇にご本尊を迎える法要を「入仏法要」と呼び、「お魂入れ」や「お性根入れ」とは言わないそうです。もう一つの本山(大谷派)は、ご本尊を移すときの法要を御移徙(おわたまし)と呼び、新しい魂や性根を入れるという受けとめは無いと案内しています。
迷ったら菩提寺に聞いて合わせる
魂抜きをしないとどうなるかは、やはり気になる所ですよね。霊園の会社の解説は特に問題は無いと答えていますが、した方がよいと考える家族や親族もいると添えています。なので私なら迷う時間を使わずに菩提寺に一言聞いて、その答えに合わせます。
包む額や当日の装いまで知りたくなったら、「仏壇の魂抜きの費用とお布施の相場 10件の案内を読み比べた額と頼み先」を開いてみてください。
親の宗派の作法どおりに閉じたい人は、「浄土真宗と曹洞宗と創価学会の仏壇の処分 違うのはお勤めの呼び方と本尊の行き先」も読んでみてください。
家の宗派が分からないときは親や親族か菩提寺に聞くのが確かだと、引越しの見積もりの解説は案内しています。呼び方も魂抜きをするかどうかも宗派とお寺で違うので、私ならお寺に頼むときの言葉は菩提寺の言い方に合わせます。
仏壇の重さはどれくらいか
上置きと床置きで重さが違う
仏壇店2店の商品ページから、上置きと床置き、置き方の表示の無いものを合わせて大きさ11通り並べると、高さと重さは次のとおりです。
| 置き方 | 号(商品の表示) | 高さ | 重さ |
|---|---|---|---|
| 上置き | 13号 | 40cm | 約10〜11kg |
| 上置き | 14号 | 43cm | 約11kg |
| 上置き | 16号 | 48cm | 約16kg |
| 上置き | 16号 | 48.5cm | 約16kg |
| 上置き | 18号 | 54cm | 約20kg |
| 上置き | 18号 | 55.5cm | 約21kg |
| 上置き | 20号 | 60.2cm | 約25kg |
| 表示なし | 28号 | 85cm | 約32kg |
| 床置き(上台と下台) | 16×48号 | 146.5cm | 約75kg(上台 約45kg) |
| 床置き(上台と下台) | 18×54号 | 164cm | 約90kg(上台 約50kg) |
| 床置き(上台と下台) | 20×56号 | 170.5cm | 約108.7kg(上台 約73.6kg) |
出どころは仏壇店2店の商品ページの、私が確かめたときの表示です。同じ大きさでも材質によって重さは変わると、葬儀の情報サイトの解説にもあります。
号より高さと幅で比べる

表の床置きの3つは上台と下台に分かれ、商品の表示でも上台と下台の重さを分けて書いていました。ただ同じ葬儀の情報サイトの解説には20号・3尺の仏壇で50〜60キロくらいとあり、表の上置きの20号とは同じ号でも重さがかなり違うんです。
結論
号の数字は上置きと床置きで書き方が違うので、私なら号ではなく高さと幅を測って、重さの表と比べます。
自分で運ぶか引越しの会社か仏壇店か
重さの見当がつくと、次は誰に運んでもらうかで迷いますよね。ある仏壇店の案内には、仏壇の移し方として仏壇店に頼む方法と引越しの会社に頼む方法と自分で運ぶ方法の3つが挙がっています。
それぞれ頼める事と費用の目安を仏壇店の案内と引越しの解説から並べると、次のとおりです。
| 運ぶ方法 | 頼める事 | 費用の目安(私が読んだ解説) | 向く場面 |
|---|---|---|---|
| 自分の車で運ぶ | 自分で外して包み、縦に固定して運ぶ | 梱包の材料とガソリン代など | 上置きで小さめ・二人で積める |
| 引越しの会社に頼む | ほかの荷物と一緒に運ぶ。対応しない会社・魂抜きを条件にする会社もある | 1万〜5万円ほど(遠方・美術品の扱いで上がる) | ほかの家具と一緒に運ぶ |
| 仏壇店に頼む | 梱包・設置・飾り付けまでの場合も。状態や移動先で受けられない場合も | 見積もりで確かめる | 床置きで大きい・飾り直しまで任せたい |
費用の目安は、引越しの見積もりサイトと賃貸の情報サイトの解説の2件から取りました。
自分の車なら2人以上で縦に
自分の車で運ぶこと自体は、仏壇店の案内でも認められています。同じ案内には、自分の車に積んで運んでも問題はなく、その場合は仏壇が倒れないようにしっかり固定し、中の仏具は必ず取り出して包んでから運ぶようにとのことでした。
引越しの手続きの解説には、必ず2人以上で支え、ふつうの車なら仏壇を横に倒さず縦のまま助手席に載せて固定するとありました。ただ仏壇が大きいと自分の車に載り切らないこともある、と同じ解説は添えています。

床置きの仏壇の上台に手をかけてみると二人がかりでも思うように持ち上がらず、驚く人は多いと思います。私もその一人でした。
仏壇は重量があるので運ぶにはかなりの労力が要る、とさきほどの仏壇店も案内しています。
頼む前に4つを確かめる
引越しの見積もりサイトの解説には、引越しの会社では仏壇が美術品として扱われることが多く、ふつうの家具より高くなる場合があるとあります。魂抜きが済んでいないと引き受けない引越しの会社もある、とさきほどの仏壇店の案内にも書かれていました。
賃貸の情報サイトの解説も、仏壇の運搬をしていない引越しの会社があると書いています。なので頼む前に聞いておく4つの事を、引越しの見積もりの解説が挙げていました。仏壇を運べるかと魂抜きが条件かどうか、それに梱包までしてもらえるかと傷がついたときの保険です。

ちなみに宅配便で送れるかは私は確かめていないので、私なら送る前に運送会社に聞きます。上置きで高さ60cm台までなら自分の車も考えられる大きさですが、床置きの仏壇なら私は引越しの会社か仏壇店に頼みます。
仏具は前日までにどう包むか
まず写真で並びを残す
私なら前日までに、写真を撮ってから仏具を外し、引き出しの中を見て、本体を包む順で進めます。ある仏壇店の案内も、仏具を外す前に飾ってある状態の写真を撮って控えておくよう勧めています。
細かい仏具の多い仏壇は配置の仕方を忘れてしまうことが多い、という注意は引越しの手続きの解説にもありました。私も実家で仏具を外したとき、どれがどこにあったか分からなくなりかけて、外す前に撮っておいた写真に助けられました。
あと私は、ある処分の解説にならって、仏具を外すときに引き出しの中も見ておきます。同じ解説には、仏壇の引き出しに通帳や貴重品や現金などを入れている方も多いので、すみずみまで確かめるようにとありました。
仏具は箱に位牌は手で持つ
外した仏具は引越しの段ボールに詰めてほかの荷物と一緒に運んでも構わない、とさきほどの引越しの手続きの解説にあります。ですが、香炉と花立ては火の気と水気が無いことを一つずつ確かめてから包むよう、同じ解説は書いていました。
位牌やご本尊や遺影は、段ボールに詰めるより自分の手で持ち運んだほうがよいという点も、同じ解説の案内です。仏壇の本体は扉や引き出しが開かないように養生テープで軽く留め、毛布などで全体を包むよう引越しの見積もりの解説は案内しています。
メモ
新しい家で仏具を戻すときの手がかりになるのは、外す前に撮っておいた写真です。
運ぶ日に気をつける所
当日は人の出入りも多く、仏壇をいつ運び出すかの順番は迷いますよね。
出すのは最後で入れるのは最初
引越しの手続きの解説は、仏壇を最後に運び出して新しい家には最初に運び入れると案内しています。これは仏様にできるだけ長く家にいてもらうための配慮だ、と書く賃貸の情報サイトの解説もありました。
注意
車に積むときは仏壇を横に倒さず縦にしたまま固定する、という点もさきほどの引越しの手続きの解説の案内です。
ならわしはどこでも同じではない
地域やお寺の考えによっては「旧居を先に出て、最初に新居に入る」というならわしがある、とある仏壇店は書いています。ですが、どこでも決まっているものではない、と同じ仏壇店は添えています。こうしたならわしは、そう言われることがあるという受けとめにとどめ、気になるなら私は菩提寺に一言聞いてから決めます。
当日は仏壇を最後に運び出して新しい家には最初に運び入れることと、位牌とご本尊は手で持って移ることを運ぶ人みんなで分けておくと動きやすいと思います。
新しい家での置き場所と魂入れ
置き場は5cmほど大きく取る
私は置き場を、ある仏壇店の商品ページにならって、仏壇の本体より少し大きく取ります。その商品ページでは、本体より高さも幅も5cmほど大きいスペースを取るよう勧めていました。
湿気や直射日光を避けて置く、という注意は引越しの手続きの解説にあります。
魂入れは菩提寺に相談
ある仏壇店は、置いたら撮っておいた写真を見ながら仏具を元の位置に戻し、そのあとで魂入れをする流れを案内しています。
魂入れは開眼供養やお性根入れとも呼ばれ、遠くへ移ったときは引越し先の近くのお寺を紹介してもらう方法もあると、さきほどの引越しの手続きの解説にあります。魂入れに線香やろうそくやお供え物が要る場合もあるので、住職に確かめておくとよい、と同じ解説からは読めました。
浄土真宗の場合は、入仏法要や御移徙の呼び方で菩提寺に頼みます。
方角に囚われないと本山の案内
置き場は北向きかどうかより光の入り具合で決め、方角に囚われず落ち着いてお参りできる静かな場所を選べばよいと、浄土真宗の本山2つは案内しています。
新しい家に置き場が取れないとき
私も、実家では収まっていた仏壇が自分の家ではどの壁にも入らないと分かって手が止まり、置き場の寸法を測ってから考え直しました。仏間の無い家も多いようで、仏壇を買ったあとに寸法や重さを確かめずに置けなかった例も珍しくない、と葬儀の情報サイトの解説にありました。
浄土真宗の本山(大谷派)の案内には、置くスペースが無いという問いに家具の上などの狭い所に置けるご本尊もあると答えている所があります。
小さな仏壇に替えるか継がずに閉じるかまで考え始めた人には、「親の仏壇はいらないと思ったら 継ぐか小さくするか手放すかの決め方」が向いています。
運ばずに出すと決めたときは、「仏壇の処分の方法と費用 お寺と仏壇店と市区町村と業者を比べました」へ進んでください。
床置きのまま運ぶか小さくするかは、置き場の寸法と運ぶ費用を並べてから決めても遅くないと思います。
よくある質問
Q1.仏壇を移す前に親族に相談したほうがよいか
A.引越しの見積もりの解説は、仏壇を移すときに最初にすることとして、菩提寺への連絡と宗派の確認に並べて親族への相談を挙げています。魂抜きをするかどうかでも、した方がよいと考える家族や親族もいる、と霊園の会社の解説は添えています。
私なら菩提寺に電話する前に、仏壇を自分の家へ移すことを親族に一言伝えておきます。
Q2.家の宗派が分からないときはどう確かめるか
A.親や親族か菩提寺に聞くほかに、過去の葬儀や法事で受け取った書類に宗派が書かれている場合もある、と引越しの見積もりの解説は案内しています。ご本尊の種類から推し量る方法もあるのですが、同じ解説はあくまで参考程度としています。
Q3.遠くへ移るときはどのお寺に頼むか
A.遠くへ移る場合は、引越し先のお寺を紹介してもらう形で魂抜きに対応してもらえることもある、とある仏壇店は案内しています。魂入れも、引越し先の近くのお寺を紹介してもらう方法を引越しの手続きの解説が挙げています。
私なら菩提寺に日取りを相談する電話で、引越し先の近くのお寺も紹介してもらえるか聞きます。
私ならここから始めます
私が自分の家へ移すなら、菩提寺には魂抜きをするかどうかと日取りの2つを電話で聞きます。そのうえで実家の仏壇の高さ・幅・奥行を測って重さの表と見比べ、自分の車か引越しの会社か仏壇店かを決めます。
私なら頼む先が決まったら前日までに写真を撮って仏具を外し、当日は仏壇を最後に運び出すという順で進めます。
家そのものの行き先(売る・貸す・壊す)は、実家じまいのサイト〈親の家、実家じまいすることに〉で読めます。
仏壇を運ぶ準備は荷物の段取りより先に、お寺への一言と新しい家の置き場を決めることなのだと調べてみて分かりました。
仏壇の運搬だけを頼む先を探している人には、タウンライフメモリーマッチは合いません。メモリーマッチは家の中の片付けの見積もりを取るサービスで、仏壇の運搬や供養を頼む先ではないので、仏壇のことは仏壇店か引越しの会社に聞くほうが早いと思います。
仏壇を運び出したあとにご実家に残る家具や生活用品の片付けは、どこまで人に頼むかを見積もりで確かめると決めやすいと思います。
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