遺品整理の業者の選び方 見るのは家のごみを運ぶ許可と見積もりの形
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遺品整理を業者に頼むと決めて調べたら、出てくるのは会社の一覧ばかりで、何を見て選べばいいか迷っていませんか。
私も同じように、並んだ会社のどこに違いがあるのか読み取れず、1社に絞れなかったことがありました。
私なら会社の評判を比べる前に、家のごみを運ぶ許可と見積もりに書かれる中身を、2〜3社に同じ質問で聞いて選びます。
家のごみを運ぶには市区町村の許可か委託が要り、古物商の許可だけでは運べないからです。その許可は、見積もりの日に聞けば確かめられます。
この記事で分かること
- 家のごみを運ぶのは市区町村の許可
- 古物商の許可は買い取るための許可
- 許可は市区町村と会社の表示で確かめる
- 見積もりの日に誰が運ぶかを聞く
業者選びで見るのは許可と見積もりの形
私は市のページと国の案内を読み、業者を頼む前に確かめたい所を6つの項目にまとめました。
確かめる6つの項目
| 確かめること | 見る所 | 確かめ先 |
|---|---|---|
| 家のごみを運ぶ許可 | ご実家のある市区町村の一般廃棄物の許可を持つか、許可を持つ会社と組んで運ぶか | 市区町村のホームページや窓口(横浜市・岡山市などは許可業者の一覧を載せています) |
| 買い取るなら古物商の許可 | 許可した公安委員会の名前と許可証の番号 | 会社のホームページの表示・公安委員会のページ |
| 頼める範囲 | 仕分け・搬出・処分・貴重品の捜索・簡易清掃のどこまでか | 会社のホームページと見積もりの日 |
| 現地を見て見積もるか | 現地を確認してから見積もりを出すか | 見積もりを頼むとき |
| 範囲と追加の条件 | 見積書に作業の中身と、追加になる条件が書いてあるか | 見積もりの日 |
| 見積もりの料金 | 見積もりそのものに料金がかかるか(有料の場合もあります) | 見積もりを頼むとき |

業者を選ぶ前に確かめる6つの項目
表は見積もりの日に使う
6つのうち、許可は前もって調べられますが、誰が運ぶかと、範囲と追加の条件は会社に聞かないと分かりません。あとの節の「見積もりの日に聞く2つ」は、この2つのことです。
私ならこの表を手元に置き、見積もりの日に会社ごとの答えを書き込みます。額の幅のほうは、「遺品整理の費用は間取りでいくら 1Kから一軒家までの目安と額が動く理由」で間取りごとに並べています。
業者を選ぶときに見るのは、家のごみを運ぶ許可と、買い取ってもらうなら古物商の許可、そして見積もりに作業の範囲と追加になる条件が書いてあるかです。
家のごみを運ぶにはどの許可が要るか
国の調査によると、遺品整理のサービスそのものを決めた法律は見当たらないそうです。許可が要るのは、家のごみを運ぶときと、家財を買い取るときです。
| 許可の種類 | 許可するところ | 許されていること | 確かめ先 |
|---|---|---|---|
| 一般廃棄物収集運搬業の許可 | 市区町村 | 家のごみを運ぶ | 市区町村のホームページや窓口 |
| 古物商の許可 | 都道府県の公安委員会 | 家財を買い取る | 会社のホームページの許可証の番号・公安委員会のページ |
| 産業廃棄物処理業の許可・古物商の許可だけ | ― | 家庭のごみは回収できない | ― |
| 民間の資格 | 民間の団体 | 法律の許可ではない | ― |

許可の種類と許されていること
運ぶのは市区町村の許可
環境省は、家庭の廃棄物を回収するには、市区町村の一般廃棄物処理業の許可か委託が必要だとしています。ある市の案内では、市が収集区域を決めて許可を出していて、遺品整理と引越しのごみに限った許可も設けているとあります。
古物商は買い取る許可
古物商の許可は、家財を買い取るための許可です。営業所のある都道府県の公安委員会から受けるもので、市区町村の許可とは窓口が違います。
古物商だけでは運べない
環境省の案内では、古物商の許可では家庭のごみは回収できません。国の調査では、古物商の許可だけを持つ会社が69のうち32ありました(調べる会社を選んで数えた調査で、全体の割合ではありません)。
なので私なら、会社のホームページで古物商の許可の番号を見つけて落ち着く前に、家のごみを運ぶ許可を別に確かめます。
民間の資格は許可と別
遺品整理士は、民間の団体が講座と課題で認定する資格です。法律の許可ではないので、私なら遺品の扱いを学んだ目安の1つとして見て、許可の代わりにはしません。
出典:環境省 Q&A
結論
家のごみを回収するには市区町村の一般廃棄物の許可か委託が要ります。古物商の許可は買い取るための許可なので、古物商の許可だけでは家庭のごみは回収できません。
許可は、見積もりの日に聞けば確かめられます。タウンライフメモリーマッチでは、法人で古物商の許可を持つなど一定の基準を満たした会社から最大3社まで選び、現地を見た見積もりを無料で受け取れます。家のごみを運ぶ許可は、その見積もりの日に同じ質問で確かめればいいと思います。
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- 会社は2社以上(3社まで)選んで申し込むと、届いた見積もりを見比べられます。
許可はどこで確かめるか
私なら、前もって調べられる所はホームページで調べておき、そこで分からない所だけを見積もりの日に聞きます。2つの許可は許可するところが違うので、調べる場所も分かれます。
市区町村の案内を見る
私が最初に開くのは、ご実家のある市区町村のホームページです。一般廃棄物の許可業者は、そこか窓口で探すよう国民生活センターも勧めています。
遺品整理に対応できる許可業者の一覧を載せている市もありますが、市が業者を紹介するわけではありません。一覧に載る会社でも、ごみの種類や量、時期によっては受けられない場合があるので、私なら頼む前に会社へ相談します。
古物商は許可証の番号で
古物商の許可は、私なら会社のホームページのトップページを見て、許可した公安委員会の名前と12桁の許可証の番号を探します。ホームページで取引する古物商には、名前と公安委員会の名前と番号を、トップページかそこからリンクしたページに表示する決まりがあるからです。
番号が分かれば、許可証の番号で探せる公安委員会のページで照らすこともできます。

許可を確かめる2つの場所
持たない会社は誰が運ぶか
私なら、一般廃棄物の許可を持っていない会社を外すのではなく、「運び出した物はどの会社が運びますか」と聞きます。ほかより安い額を見て気になったときも、私が確かめるのはこの答えです。
許可を持たない会社のときは、市の許可業者に不用品の処分を頼む形があるからです。その契約は処分を頼む家族と許可業者が結ぶもので、遺品整理の会社に任せることもできます。国の調査でも、ほかの許可事業者に処理を頼む会社や、遺族が処理する形の会社がありました。
出典:横浜市 遺品整理や家の片付けを業者に依頼する際の注意点
注意
公安委員会のページに載っていなくても、直ちに違反とは限りません。載っていても、取引の信用まで保証するものではありません。一般廃棄物の許可の出し方や一覧の載せ方も、市区町村によって違います。
一般廃棄物の許可は、ご実家のある市区町村のホームページや窓口で、古物商の許可は、会社のホームページなどに載る公安委員会の名前と許可証の番号で確かめます。
遺品整理の会社に頼めるのはどこまでか
私は、頼める作業を基本の範囲と会社ごとのオプションに分けて見ると、見積もりで何を聞くかが決まると思います。
仕分けから簡易清掃まで
仕分け・梱包・運び出し・処分・貴重品の捜索・簡易清掃までが基本と案内されることが多いです。
ただ簡易清掃は、どこまで掃除するかが会社によって違うと遺品整理の会社のコラムにあります。メモリーマッチの申し込みの欄にも、仕分けや貴重品の捜索、買取、清掃などの作業が並んでいます。
通帳や印鑑が見つかったときの受け取り方は、「遺品整理の業者が来る前に決める2つ 先に抜く貴重品と立ち会う場面」に書きました。
買取や供養は会社による
私なら、買取や供養を頼みたいときは、受けるかどうかを会社のホームページで見て、見積もりの日にもう一度聞きます。供養や買取、ハウスクリーニング、特殊清掃などは、会社ごとのオプションとされているからです。
値段がつく物の見分け方は「遺品整理の買取で値がつく物と頼み方 整理の見積もりとまとめて頼む形」に、仏壇の頼み先と供養は「仏壇の処分の方法と費用 お寺と仏壇店と市区町村と業者を比べました」にまとめています。
残す物を決めるのは家族
私は、自分の手でしかできないのは、捨ててはいけない物を探すことと残す物を決めることの2つだと考えて線を引くと、どこまで頼むかを決めやすいと思います。同じコラムにも「「捨てるべきか残すべきか」の判断は、業者にはできません。」とあります。
捨ててはいけない物を家族で探すときの手順は、「遺品整理を自分でするなら何から 最初の1日は捨てずに探す日にする」を読んでみてください。
家そのものの行き先(売る・貸す・壊す)は、実家じまいのサイト〈親の家、実家じまいすることに〉で読めます。
基本の範囲を超える買取や供養、清掃の広さは会社によるので、残す物を家族で決めてから見積もりで伝えれば、頼む範囲がはっきりします。
不用品回収の会社とは何が違うか
私なら、会社の呼び名より、運び出す前に仕分けて探してくれるかどうかを見ます。
仕分けて探すかどうか
遺品整理は、物ごとに買取・寄付・処分に仕分けていく点が、不用品の回収と違うと説明されます。通帳や印鑑、貴金属など価値のある物が見つかれば、まとめて依頼主に渡すという解説もあります。
運ぶのに要る許可は同じ
どちらの会社に頼むときも、私が確かめる許可は同じです。環境省の案内は会社の呼び名で分けずに、家庭の廃棄物の回収に市区町村の許可か委託が要るとしています。
遺品整理は買取や処分などに仕分けて価値のある物を探すところまで含むと説明されることが多く、家のごみを運ぶのに市区町村の許可か委託が要るのは、どちらの会社も同じです。
見積もりの日に聞く2つのこと
最初の表の6つのうち、会社に聞かないと分からないのが、ここで聞く2つです。
運び出した物は誰が運ぶか
1つめは、許可を確かめる節で挙げた「運び出した物はどの会社が運びますか」です。会社が自分で許可を持っているのか、許可業者と組んで運ぶのかが、この答えで分かります。
私なら3社に同じ言い方で聞き、答えを表の1行めに書き込みます。
範囲と追加の条件を書面で
国の調査では、見積書にはおおむね整理・搬出作業、廃棄物の処理、買取り代金、車両費などの欄があり、内訳の分からない一式の見積もりもありました。国民生活センターは、追加料金がかからないことなどを十分に確かめてから頼むよう勧めています。
私なら、頼む作業の範囲と、追加になる条件を見積書に書いてもらいます。見積書の欄の読み方とメモリーマッチの仕組みは、「遺品整理の見積もりは2〜3社に同じ条件で頼み 見積書は額より先に欄と追加の条件を見る」で詳しく取り上げています。
出典:国民生活センター
結論
見積もりの日には、運び出した物をどの許可を持つ会社が運ぶかと、作業の範囲と追加になる条件が見積書に書かれるかを聞きます。
よくある質問
Q1.見積もりにお金はかかるか
A.県の解説は、見積もりそのものに料金がかかるかも確かめるよう勧めていて、有料の場合もあると案内する市もあります。メモリーマッチから頼む見積もりについては、料金も手数料も要らないと案内されています。
Q2.一覧の会社に遺品整理も頼めるか
A.遺品整理も受ける一般廃棄物の許可業者もいて、遺品整理と不用品の処分を一緒に頼むこともできると市の案内にあります。ただ、ごみの種類や量、時期によっては受けられない場合もあるので、事前に会社と相談します。
Q3.許可の番号が見当たらないときは
A.古物商はホームページで取引するなら、許可した公安委員会の名前と許可証の番号を表示する決まりなので、トップページとそこからのリンクを探します。一般廃棄物の許可は、会社に直接聞くか、ご実家のある市区町村のホームページや窓口で確かめます。
Q4.仏壇も一緒に引き取れるか
A.供養は会社ごとのオプションとされているので、引き取れるかは会社によります。私なら見積もりの日に仏壇があることを伝え、行き先は「仏壇の処分の方法と費用 お寺と仏壇店と市区町村と業者を比べました」で頼み先ごとに比べてから決めます。
私なら3社に同じ2つを聞いて比べる
一覧から1社を当てようとすると、比べる所が会社ごとにばらばらになります。業者は評判や一覧で決めるより、誰がどの許可で運ぶかと見積書に何が書かれるかを、2〜3社に同じ質問で聞いて比べて選ぶものだと私は思います。
3社に同じ2つを聞けば、許可と見積もりの形が横に並んで見えます。メモリーマッチの紹介ページにも、見積もりの中身に納得できないときは無理に契約しなくてよいと書かれています。
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- 会社は2社以上(3社まで)選んで申し込むと、届いた見積もりを見比べられます。
頼む会社がもう決まっているなら、許可の確かめ方と見積もりの日に聞く2つだけ見れば足ります。量が少なく粗大ごみの収集で間に合いそうなときは、「遺品整理を自分でするなら何から 最初の1日は捨てずに探す日にする」から読むほうが合っています。料金と口コミを見て1店を選びたいなら、店を予約するサイトのほうが早いです。
答えが返ってきた順に表へ書き込み、3社分がそろった所で見比べれば、許可と見積もりの形で1社を選べると思います。


