遺品整理の見積もりは2〜3社に同じ条件で頼み 見積書は額より先に欄と追加の条件を見る
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親の家の片付けを業者に頼むと決めたのに、何社に、どう声をかければいいのか分からず手が止まる人は多いと思います。私もそこで止まりました。
私なら、頼む範囲と残す物をそろえて2〜3社に現地を見てもらい、届いた見積書は額より先に、作業の中身と追加になる条件を見比べます。心当たりの会社が無いときは、タウンライフメモリーマッチで2〜3社を選んで頼む形もあります。
公的な案内4つが「確かめる」と挙げる項目を数えて、表と図にしました。契約の前にどこを見ればよいかを、数で見比べられるようにしています。
この記事で分かること
- 2〜3社に同じ条件で頼む
- 一括なら3社まで選べて断れる
- 見積書は4つの欄と追加の条件を見る
- 契約の前に作業日とキャンセル料を確かめる
見積もりは何社にどう頼むか
2〜3社に同じ条件で
作業内容や料金は会社によって様々なので、国民生活センターも県の消費生活の案内も、複数の会社から見積もりを取って比べるよう勧めています。
見積もりは安い1社を探すためより、同じ条件を渡して返ってきた見積書を並べ、何が入っていて何が入っていないかを見るためのものだと私は思います。私なら額より先に、欄と追加の条件を比べます。
額を決める要因として、部屋の広さ・遺品の量・作業人数・処分品の種類・清掃の有無を挙げる解説があります。頼む範囲が会社ごとにずれていると、見積書の額の差は条件の差になってしまうと思います。
部屋の広さごとの額の幅は、「遺品整理の費用は間取りでいくら 1Kから一軒家までの目安と額が動く理由」にまとめました。
1社ずつか一括で頼むか
頼みたい会社の心当たりが無いなら一括で2〜3社、心当たりがあるならその会社にも同じ条件を伝える、と分けると迷いが減ると思います。どちらの頼み方でも、渡す条件がそろっていれば見積書は並べて比べられます。
結論
見積もりは2〜3社に、同じ範囲と同じ残す物を伝えて頼むと、届いた見積書を並べて比べられます。
メモリーマッチで頼むと何が届くか
一括で頼むときに、申し込んでから何が届くのかは気になる所ですよね。
選べるのは3社まで
メモリーマッチでは、載っている会社の中から自分で最大3社まで選び、選んだ会社にだけ見積もりの依頼が送られます。頼みたい会社の心当たりが無いときに2〜3社をそろえるなら、私はこの形を使います。
載っているのは、法人で古物商許可を持つなど、一定の基準を満たした会社だと紹介ページにあります。
申し込みで聞かれること
申し込みの画面では、遺品整理したい建物の種類と広さと場所を聞かれます。広さは幅から選ぶ形で、広さによって見積もりの金額が変わると添えてありました。
作業の種類の欄には、貴重品・処分品の仕分けや遺品の買取、清掃(特殊清掃含む)などが並んでいます。欄があるだけで、どの作業を受けるかは会社ごとに確かめます。
現地を見て見積もりが届く
選んだ会社が現地で遺品の量や状態を確かめ、そのうえで見積もりを出す流れです。

申し込んだ人には、冊子の資料2つも PDF でメールで届きます。
納得できなければ断れる
届いた見積もりに納得できなければ、無理に契約しなくてよいと紹介ページにあります。申し込みの欄で選んだ広さと作業の種類が、そのまま次の節で3社に渡す紙の下書きになります。
見積もりを取ることは頼むと決めることではないので、まず同じ条件の見積書を手元に2〜3通そろえてから決めればいいと思います。
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- 会社は2社以上(3社まで)選んで申し込むと、届いた見積もりを見比べられます。
同じ条件にそろえる3つのこと
紙に書くのは3行です。私なら頼む範囲と残す物を紙1枚に書き、来てくれた会社みんなに同じ紙を見せます。

頼む範囲を部屋で決める
一戸建てでは物置や倉庫、庭、車庫などにも荷物が残っていることがあり、費用が高くなる場合があると解説にあります。私なら家の中の部屋の名前に加えて、物置や庭まで頼むかどうかも1行目に書きます。
実家に仏壇があるなら、仏壇も頼む範囲に入れるかを紙に書いておきます。仏壇を運ぶか手放すかで迷っているなら、頼み先ごとの違いを「仏壇の処分の方法と費用 お寺と仏壇店と市区町村と業者を比べました」で先に見ておくと紙に書きやすいです。
残す物は別の場所へ
残す物と処分する物は分けておき、処分しない物は作業の当日までに別の場所へ移しておくよう、国民生活センターや県の消費生活の案内は勧めています。分けるのは作業の当日までなので、私なら見積もりの日は片付けないまま見てもらい、残すと決めた物だけを紙の2行目に書きます。
残す物を作業の日にどう確かめるかは、「遺品整理の業者が来る前に決める2つ 先に抜く貴重品と立ち会う場面」に書きました。
買取と清掃を入れるか
申し込みの欄にも、遺品の買取や清掃(特殊清掃含む)が作業の種類として並んでいます。清掃の有無は額を決める要因の一つとして解説にも挙がっていました。
買取と清掃を入れるかが会社ごとに違うと、同じ家でも見積書の額はそろいません。そろえるのは、頼む範囲と、残す物と、買取や清掃まで頼むかの3つです。
訪問見積もりの日に見られる所
現地に来た会社が何を見て額を出すのかを知っておくと、当日に伝えることが分かります。その日に自分の目で確かめる側のことは、「遺品整理の業者が来る前に決める2つ 先に抜く貴重品と立ち会う場面」に書きました。
物の量と運び出す道
紹介ページは、現地で遺品の量や状態を確かめたうえで見積もると案内しています。遺品整理の会社の資料には、額が上がる要因として家財道具の量と家電リサイクル料金、玄関からトラックまでの距離が挙がっていました。
エレベーターなしの2階以上や、車を停めにくい家では額が上がりやすいと書く買取店の解説もあります。私なら会社の人と一緒に、玄関からトラックを停める所まで歩いて道を見てもらいます。
物置や家電も伝える
戸建てでは庭や玄関先の物置、外しにくい所にあるエアコンの室外機で額が増えると、遺品整理の会社のコラムにあります。私なら物置の中と家電の数も、その場で見てもらえるように開けておきます。
見積書のどこを見るか
2〜3通の見積書が手元にそろったら、額の欄を見る前に、欄の並びから見比べます。
4つの欄があるか
国の調査では、見積書には人と作業・処分・車・買取の欄が設けられていることが多いそうです。遺品整理の会社のコラムも、料金の中身を人件費と処分費と作業費に分けて説明していました。
2つを重ねると、見る欄は人と作業、処分、車、買取の差し引きの4つになります。これに加えて、県の消費生活の案内は追加料金の有無も見積もりに書いてもらうよう勧めています。

トラックの大きさと台数でも額は変わり、遺品整理の会社のコラムでは処分費の中身として説明されていました。1部屋分なら2トントラック1台、4部屋分なら4台という目安を挙げる解説もありました。
一式なら内訳を聞く
国の調査でも、見積もりの出し方は会社によって様々で、「○○一式」と書かれて内訳が分からない例があったとされています。会社のコラムでも、内訳のある見積書を勧めていました。
私なら「一式」だけの見積書は、内訳を書いてもらえるか聞いてから、ほかの2通と並べます。欄が分かれていれば、どこで額が違うのかを1行ずつ見比べられます。
買取の額は別の行で
買取の額を費用から引いてくれる会社もありますが、引くかどうかは会社ごとに違うと解説は添えています。私なら差し引きの前の額と買取の額が、別々の行で書かれているかを見ます。
どんな物が売れるかは、「遺品整理の買取で値がつく物と頼み方 整理の見積もりとまとめて頼む形」にまとめました。
家の不用品を廃棄物として運ぶには市町村の委託か一般廃棄物処理業の許可が、買い取るには古物商の許可が要ると国民生活センターは案内しています。許可の確かめ方は、「遺品整理の業者の選び方 見るのは家のごみを運ぶ許可と見積もりの形」に書きました。
結論
見積書は、人と作業・処分・車・買取の差し引きの4つの欄と、追加になる条件の1行を見ます。
出典:総務省 遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果(ポイント)
追加の費用が出やすい所
見積書に書かれた額は、作業の日にそのまま決まるとは限りません。国民生活センターも、作業時に思いがけない追加料金を求められることがあるので、事前に確かめるよう案内しています。
階段や当日増えた荷物
追加になりやすいのは、まず運び出しの道で、エレベーターの無い階段での運び出しや、運び出す道が長い家です。見積もりの仲介サイトと買取店と遺品整理の会社の資料は、3つともこの道のことを挙げていました。
当日に荷物が大幅に増えたときや、生ごみや液体、強い臭いや害虫があるときも、仲介サイトの解説では追加になりやすい場面です。家電が多い家では、家電リサイクル料金が加わることもあります。
追加の条件を書いてもらう
「追加料金なし」と書かれていても、どんなときに額が変わるかを見積書に1行書いてもらうと、あとで見返せると思います。見積書の控えをもらって作業の前に中身と価格を確かめる、という手順は遺品整理の会社の資料にも書かれています。
注意
階段の上り下りや当日に増えた荷物でいくら変わるかは、口で聞くだけでなく見積書の控えに残してもらいます。
契約の前に確かめる5つ
頼む会社が1社に決まったら、作業日・作業の中身・料金・支払い方法・キャンセル料の5つを、契約の前に確かめます。この5つは、国民生活センターの見守り新鮮情報(第525号)が契約をする際に確かめるよう挙げている項目です。
公的な案内が挙げる項目
下の表は、この5つを含む項目を、公的な案内4つのうちいくつが挙げているかで数えたものです。
| 確かめる項目 | 挙げている案内の数 | 挙げている案内 |
|---|---|---|
| 作業内容 | 4つのうち4つ | 国民生活センター2つ・山形県・兵庫県 |
| キャンセル料(解約料) | 4つのうち4つ | 国民生活センター2つ・山形県・兵庫県 |
| 料金 | 4つのうち3つ | 国民生活センター2つ・山形県 |
| 追加料金 | 4つのうち3つ | 国民生活センター(第525号)・山形県・兵庫県 |
| 残す物と処分する物を分ける | 4つのうち3つ | 国民生活センター2つ・山形県 |
| 作業日 | 4つのうち2つ | 国民生活センター(第525号)・山形県 |
| 支払方法 | 4つのうち1つ | 国民生活センター(第525号) |
| 見積もり自体の料金 | 4つのうち1つ | 山形県 |

4つの案内がそろって挙げているのは、作業内容とキャンセル料の2つでした。私なら契約書か見積書の控えで、この2つが書かれているかを先に見ます。
見積もり自体の料金
表で1つだけだった見積もり自体の料金は、県の消費生活の案内が確かめるべきだとしている項目です。別の県の資料も、契約時や作業を始める前に追加料金やキャンセル料が無いかを確かめるよう勧めています。
私なら契約の前に、キャンセル料と並べて、見積もりそのものに料金がかからないかも聞いておきます。
よくある質問
Q1.見積もりそのものにお金はかかるか
A.メモリーマッチの見積もりは無料で、手数料もかからないと紹介ページにあります。会社に直接頼むときは、見積もり自体に料金がかかるかを、私なら来てもらう前の電話で聞いておきます。
Q2.申し込むと電話がたくさん来ないか
A.メモリーマッチは自分が選んだ会社にだけ見積もりの依頼が送られる仕組みで、多くの会社から連絡が来ることはないと公式は案内しています。連絡を止めたいときは、その会社に自分で伝える形だと利用規約にあります。家族の誰が連絡を受けるかを決めておく話は、「遺品整理の業者が来る前に決める2つ 先に抜く貴重品と立ち会う場面」に書きました。
Q3.写真やメールだけで見積もってもらえるか
A.遺品整理の会社の資料には、LINEやメールで写真を送って見積もってもらう話が出てきます。会社によっては写真で先に目安を出す所もありますが、現地で量や運び出しの道を見た見積もりとは額が変わることがあると思います。
Q4.遠くに住んでいて実家へなかなか行けないときは
A.紹介ページのよくある質問では、全国の業者から選べるので離れた場所の実家でも依頼ができると答えています。作業の日に立ち会えるかどうかの考え方は、「遺品整理の業者が来る前に決める2つ 先に抜く貴重品と立ち会う場面」にまとめました。
私なら同じ紙を3社に渡す
同じ紙を渡した2〜3通なら、額の差がどの欄の差なのかが、並べるだけで見えてきます。
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- 会社は2社以上(3社まで)選んで申し込むと、届いた見積もりを見比べられます。
頼む会社がもう決まっている人は、見積書のどこを見るかと契約の前に確かめる5つの所だけ見れば足ります。粗大ごみの回収で足りる量なら「遺品整理を自分でするなら何から 最初の1日は捨てずに探す日にする」から、仏壇の行き先だけ先に決めたいなら「仏壇の処分の方法と費用 お寺と仏壇店と市区町村と業者を比べました」から読むと早いです。
私が3社に渡す紙に書くのは、頼む範囲と残す物と、買取と清掃を入れるかの3行です。3通そろったら、額の欄はいちばん最後に見ます。


