遺品整理の買取で値がつく物と頼み方 整理の見積もりとまとめて頼む形
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親の家を片付けていると、捨てる袋に入れる前に、これは売れるのかなと手が止まる物がいくつもありました。
私なら遺品整理の見積もりのときに買取もまとめて頼み、値がつきそうな少数の物だけを専門の店に分けます。
値がつきやすいのは、貴金属や着物、名前の通った品などで、遺品整理の会社の解説では、洋酒やフィギュア、絶版の本も挙げられています。1つずつ店に持ち込む前に、何に値がつきやすいか、誰にどう頼むかを先に知っておくと、手が止まる時間が短くなると思います。
この記事で分かること
- 値がつきやすい物は3つの種類
- 頼み方は3つで手間とお金の流れが違う
- 仏壇の値は数千円ほどが目安
- 服はポケットを見てから3つに分ける
遺品整理で値がつきやすい物は
遺品整理の会社の解説で、価値が付きやすく売れる可能性が高い物として挙がっているのは、貴金属、腕時計、洋酒、着物、骨董品や美術品、ゴルフ用品、フィギュアやプラモデル、絶版の本、ブランド品などです。
並べると多く見えますが、私は値がつく理由で3つに分けて見ると、手に取った物を分けやすいと思います。

値がつきやすい物は3つの種類に分けて見る
素材で値がつく物
金や銀の物は、素材そのものに値がつく物です。骨董品の買取店の解説では、金や銀の仏具は素材自体の価値が高く評価され、金の純度や重さ、銀やプラチナの含み具合が査定の基準になるとされています。
なので指輪やネックレスのような貴金属は、古びて見えても、捨てる袋に入れずに分けておくのがよいと思います。
作りと名前で値がつく物
腕時計やブランド品、骨董品や美術品、着物は、作りや名前で値がつく物です。骨董品や美術品として、同じ解説では壺や花瓶、茶道具、掛け軸、絵画が挙がっています。
着物は、高級品でない物や証紙が無い物は大した価値が付かない場合がある一方、比較的安価な着物でも量が多ければある程度の値段になるケースもあるとされています。私なら、着物は1枚ずつ見極めず、まとめて見てもらいます。
電化製品やブランド品、酒類は、箱が無いと大きく減額されるケースがあるとも案内されています。箱や付属品が見つかったら、品と一緒にしておくと話が早いと思います。
集める人がいる物
洋酒やフィギュア、プラモデル、絶版の本、ゴルフ用品は、集める人や使いたい人がいるので値がつく物です。親の趣味の棚にある物は、家族には価値が分かりにくいので、私なら捨てる前にこの3つめの種類として分けておきます。
売る物を探す前に、捨ててはいけない書類や鍵のような物を先に分けておきたいときは、「遺品整理を自分でするなら何から 最初の1日は捨てずに探す日にする」にまとめています。
値がつきやすいのは、金や銀の物、名前の通った品や着物、集める人がいる趣味の物の3つです。
買い取ってもらう頼み方は3つ
頼み先ごとに、見てくれる物とお金の流れを並べると、次の表のとおりです。
| 頼み先 | 見てくれる物 | お金の流れ | 値がつかない物 | 向く場面 |
|---|---|---|---|---|
| 遺品整理の会社の見積もりで買取もまとめて | 家具・家電・骨董品・ブランド品・貴金属・趣味の道具など | 買取の額を片付けの代金から差し引ける場合もある・会社で違う | 扱いは会社ごとに違うので見積もりで聞く | 家の中を丸ごと片付けるとき |
| 買取の店に出張・持ち込み・宅配で見てもらう | 品の種類ごとに詳しい人が見る | 査定の額に納得すればその場で現金・品が多いと一部を預かって後日振込の場合も | 古物商の許可だけの店は家庭のごみを運べない | 着物や貴金属など、値がつきそうな数点があるとき |
| 自分で売る(リサイクルショップ・フリマ・寄付) | 服や小物を少しずつ | 自分で受け取る | 自分で手放し方を決める | 時間があり、少しずつ進めたいとき |

頼み方は3つで手間とお金の流れが違う
片付けの会社にまとめる形について、終活のコラムでは、買い取ってもらうと処分の費用が減るだけでなく、買取の額が遺品整理の費用から差し引かれると案内されています。ただ、差し引けるかどうかは会社によって対応が違います。
買取の店に見てもらう形は、一括査定の運営会社の解説では、ジャンルごとに知識の深い査定士がいるので、品物の価値を評価してもらいやすいと案内されています。その代わり、古物商の許可だけの店は、値がつかなかった家庭のごみを運べません。環境省の案内でも、家庭の廃棄物の回収には市区町村の許可や委託が要り、古物商の許可では回収できないとされています。
出典:環境省「廃棄物の処分に無許可の回収業者を利用しないでください」
結論
頼み方は、片付けとまとめて頼むか、品ごとに店に見せるかで分かれ、残りの物を誰が運ぶかまで含めて選ぶと迷いにくいと私は思います。
片付けの会社に頼むと決めたら、私は申し込みのときに買取の欄にも印をつけておきます。タウンライフメモリーマッチの申し込みの欄には、作業の種類の1つとして「遺品の買取」があります。ただ、紹介される会社ごとに買取を受けるかは、見積もりのときに確かめる形です。
載っている会社の中から最大3社まで選べる仕組みです。3社を選んだあと何が起きるのかは、「遺品整理の見積もりは2〜3社に同じ条件で頼み 見積書は額より先に欄と追加の条件を見る」を読むと分かります。
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- 会社は2社以上(3社まで)選んで申し込むと、届いた見積もりを見比べられます。
頼み方は、片付けの会社にまとめて頼む・買取の店に見てもらう・自分で売るの3つで、手間とお金の流れが違います。
整理の見積もりで買取も頼む流れ
片付けの見積もりについて、紹介ページには「選択した業者が現地を確認し、正確なお見積りをご提示します。」とあります。その日に売りたい物も見てもらえるように、前もって3つのことをしておくと進めやすいと思います。

見積もりのときに買取も一緒に伝える流れ
売る物を家族で先に決める
遺品整理の会社の解説では、高値で売れる物は、ほかの相続人に相談してから査定を頼むよう勧めています。
なので私なら、値がつきそうな物を売る前に一覧にして、家族で見ておきます。形見に残したい人がいる物を先に外しておけば、見積もりの日に迷わず頼めると思います。
見積書の買取の行を見る
買取の店のコラムでは、見積もりを比べるときは、作業の人数や時間とあわせて、買取査定の有無まで項目をそろえるよう勧めています。同じコラムには、買取の可否や方法、条件、入金の時期を前もって確かめることも挙がっています。
見積書を受け取ったら、私なら買取の額が代金から差し引かれているか、別の行に書かれているかを見ておきます。どちらの形かが分かっていると、あとで家族に説明しやすいと思います。
片付けの代金がどのくらいの幅になるかは、「遺品整理の費用は間取りでいくら 1Kから一軒家までの目安と額が動く理由」で読み比べています。
許可の番号を聞く
同じ終活のコラムでは、買取をするには古物商の許可が要り、業者に買取を頼むときは許可番号の提示を求めて、Web サイトなどで実在するかを確かめるよう勧めています。
許可の種類や、遺品整理の会社と不用品回収の会社の違いを知りたいときは、「遺品整理の業者の選び方 見るのは家のごみを運ぶ許可と見積もりの形」を開いてみてください。
見積もりを頼むときに買取も伝えておけば、現地を見る日に、値がつく物があるかも一緒に聞けます。
出張買取を家に呼ぶとき
この節は、片付けとは別に、買取の店に家まで来てもらうと決めた人に向けたものです。
店の人に自宅で品物を買い取ってもらう形は、消費者庁の案内では「訪問購入」にあたります。ある総合買取の店の案内では、売りたい品物と日時を相談して申し込み、当日に来た人が品物を確かめ、査定の額に納得すれば買取が成立してその場で現金で支払う流れで、品物が多いと一部を預かって後日振り込む場合もあります。同じ店は、査定したら必ず売らなければいけないわけではないと案内しています。
書面を受け取って8日見ておく
消費者庁の案内では、業者は契約のときに、品物の種類や代金の支払いの時期と方法、引き渡しの時期と方法、クーリング・オフ、業者の名前と住所と電話番号などを書いた書面を渡すことになっています。そして、その書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、申し込みの撤回や契約の解除(クーリング・オフ)ができると案内されています。
注意
大阪府の案内では、クーリング・オフの期間中は品物を業者に渡すのを拒めますが、2輪以外の自動車、家具、大型家具、本・CD・DVD・ゲームソフト類、有価証券は、クーリング・オフをはじめ訪問購入の決まりが当てはまりません。
出典:消費者庁 特定商取引法ガイド「訪問購入」
出典:大阪府「訪問購入(訪問買取)について知りたい。」
国民生活センターは、業者の名前と買い取ってもらう品物を前もって確かめ、受け取った書面をよく見るよう呼びかけています。私なら、売ると決めた物を申し込みのときに先に伝え、当日もその物だけを見せる形にします。不安があるときは、消費生活センター(消費者ホットライン188)に相談できます。
出張買取は、売ると決めた物を先に伝え、書面を受け取って中身を見てから渡すと落ち着いて進められます。
親の服はどう分けるか
親の服は、着ていた姿が浮かんで、手放す袋に入れにくいものでした。遺品整理と不用品回収の会社の解説でも、処分の前にエンディングノートや遺言書を確かめ、家族や親族と相談するよう勧めています。
ポケットを先に見る
同じ解説では、服のポケットからメモや手帳、現金、鍵、貴重品が見つかることもあるので、中を確かめるよう案内しています。同居していた人の服が紛れていないかも、見ておきたい所です。
ポケットを見終えたら、残す服、手放す服、迷う服の3つに分けます。残すのは思い出のある服や家族が着られる服、ブランド品のように価値のある服で、決められない物は保留の箱に入れて、数か月後にあらためて決める形が案内されています。
ポケットや引き出しから出てきた写真をどうするかは、「遺品整理の写真とアルバムの処分方法 残す量を先に決めてから手放し方を選ぶ」で考えています。
1着ごとか重さで売るか
手放す服の行き先として、同じ解説では、自治体のごみ(多くは資源ごみですが、区分は自治体で違う)、リサイクルショップや古着屋、ネットオークションやフリマアプリ、寄付、遺品整理の会社の引き取りの5つが挙がっています。
売るなら、店によって1着ごとに値段をつける所と、1キロいくらと重さで決める所があり、ブランド品など高値がつきそうな服は1着ごとに値段をつける店に持ち込むとよいとされています。
私なら、全部の服を1着ずつ値踏みせず、ブランドの服や着物など数枚だけを分ければ十分だと思います。
服はポケットを確かめてから、残す・手放す・迷うに分け、値がつきそうな数枚だけを1着ごとに見る店へ回します。
仏壇は売れるのか
仏壇は買い取ってもらえますが、値は低くなることが多く、工芸品としての価値や質の高い素材があるときだけ高くなることがあります。
相場は数千円ほど
中古の仏壇は欲しい人が少ないので、相場は数千円、高く買い取ってもらえる場合でも1万円程度です。買ったときに数十万円以上した物でも値は大きく下がり、状態によっては処分の費用を求められる可能性もあると骨董品の買取店の解説にあります。
リサイクルショップは、売るためではなく素材を使い直す目的で仏壇を引き取る場合も多く、買取をしていない店も多いので、持ち込む前に連絡を入れておくと手間が減ります。
金箔や黒檀は上がる
値が上がりやすいのは、金箔や漆塗りの仏壇と、黒檀や紫檀のような高級な木を使った仏壇です。とくに金仏壇は、金箔の質や厚みによって数万円で買い取られるケースもあります。
仏具は、貴金属としての価値が高ければ高く買い取ってもらえることがありますが、買取ができない仏具もあるので、頼む前に確かめておきます。
売る前に魂抜き
仏壇を手放す前は、家族と菩提寺に相談して閉眼供養(魂抜き)を行うのが、葬儀の会社の解説の勧める順です。買取の額より、その前に要る魂抜きの費用のほうが高くなるケースもあります。
注意
売る前に閉眼供養(魂抜き)をしておき、引き出しの中に大切な物が残っていないかを確かめるよう勧める解説があります。掃除は水拭きや洗剤を避け、柔らかい布や毛ばたきでほこりを払う程度にするよう勧める解説もあります(金箔や漆は水気で変色や剥がれが起きるため)。
私なら、仏壇は値がつけばありがたい、くらいに考えます。先にお寺に一言聞いて魂抜きを済ませておくほうが、迷いにくいと思います。
魂抜きの頼み方やお布施は「仏壇の魂抜きの費用とお布施の相場 10件の案内を読み比べた額と頼み先」で、値がつかなかったときの手放し方は「仏壇の処分の方法と費用 お寺と仏壇店と市区町村と業者を比べました」で比べています。
仏壇は売れることもありますが、値は数千円ほど、高くても1万円程度と案内されています。
よくある質問
Q1.相続放棄を考えているときに売ってよいか
A.裁判所の案内では、相続の放棄を申し出る期限は、相続が始まったことを自分が知ったときから3か月以内です。放棄を考えているなら、遺品を売る前に家庭裁判所の案内を読むか、弁護士か司法書士に聞いておくと落ち着いて決められます。いつから片付けを始めてよいかは、「遺品整理はいつから始めるか 四十九日と相続と退去の3つの区切りで決める順番」で取り上げています。
Q2.着物に証紙が無くても値はつくか
A.遺品整理の会社の解説では、証紙が無い着物は大した価値が付かない場合があるとされています。ただ、比較的安価な着物でも量が多ければある程度の値段になるケースもあるので、私ならまとめて見てもらいます。
Q3.遠方の実家で立ち会えないときは
A.ある総合買取の店は、本人確認を兼ねるため、本人確認書類に書かれた自宅の住所にだけ伺うと案内しています。なので、親の家に来てもらえるかは、申し込みの前に店に聞いておきます。片付けの会社に頼むなら、私は申し込みのときに実家が遠いことを伝え、立ち会いが要るかどうかと、その日をいつにするかを先に聞きます。
売る物の数で頼み先を分ける
頼み先は、売りたい物が何点あるかで分けると決めやすいと思います。
場面ごとの頼み先
売りたい物が多く、家の中を丸ごと片付けるなら、遺品整理の会社に家財と一緒に見てもらいます。
着物や貴金属、腕時計のように値がつきそうな物が数点あるなら、その数点だけを、品の種類に詳しい買取の店に見てもらいます。
服や小物を時間をかけて少しずつ手放したいなら、リサイクルショップやフリマアプリ、寄付を使う形が合うと思います。
仏壇は値がつけばありがたいくらいに考え、魂抜きを先に済ませてから、買取ができるかを店に聞きます。
店に分けた数点の残り、つまり家の中の大半の物は、片付けの見積もりで額を確かめることになります。紹介ページでは、見積もりは無料で手数料もかからず、中身に納得できなければ無理に契約しなくてよいと案内されています。
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- 会社は2社以上(3社まで)選んで申し込むと、届いた見積もりを見比べられます。
売れるのかなと手が止まった物は、捨てる袋に入れずに1か所に寄せておき、見積もりの日にまとめて聞けば十分です。
片付けがもう済んでいて、売りたい物だけがある人は、見積もりより先に、その品を扱う買取の店に査定を頼むほうが早いと思います。


